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第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)①

皆さん、こんにちは。
ブログの更新が1ヶ月以上遅れてしまって大変申し訳ありませんでしたーッ!!
(スライディング土下座!!)

前後編にもかかわらず、大分間が空いてしまいました…。
でも、旅はまだまだ見どころ満載!
ぜひお楽しみいただけたら幸いでございます。

では、気を取り直して…ドウゾ!!



今回の『新・鉄子の旅』第31旅は、
テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)! 
~『月刊IKKI』‘12年11月号(9/25 発売)掲載~

前編から引き続き、水路の達人・石坂さんのボートに乗って、東京の水路を巡ります。

聖橋で地上班と出会えた後は、総武線沿いにお茶の水橋、水道橋などを通り過ぎ…

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神田川の上流部に入り、飯田橋が見えてきました。
飯田橋、駅名としては有名なのに、ずいぶん小さくて地味な橋(写真奥の薄緑の橋)でちょっと意外。

たまに飯田橋駅は利用するけれど、橋の方はあまり意識したことがなかったなぁ。


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そして、日本橋川へ。日本橋川流域は、江戸から近代にかけて、流通はもちろん文化や経済の中心としても栄えたところ。

歴史的に見ても重要な川だけれど、現在、日本橋川~神田川(一部)の上には、首都高速道路が覆い被さるように通っていて、昼間でも薄暗く、少し残念な景観。

これは、東京オリンピックの時に、土地を買収する時間も予算もなかった国が、オリンピックの開催に間に合わせようと、突貫工事で川の上に首都高を造ってしまったため。

「なんだかなぁ…」と思いつつも、日陰に入れて、実はちょっとホッとしたりも(何しろ水路ガールファッションは蒸れる(?)からね…!)


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日本橋川を進んでいくと、こんな石造りの、かなり年季の入った渋い橋が。

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これは常磐(ときわ)橋という橋で、何と明治10年に架けられたとか!
東京では最も古い橋のひとつだそうです。

この橋の近くには、「常盤橋」や「新常盤橋」もあるのですが…あれ?同じ「ときわ」でもこの橋だけ、真ん中の字が違う。

一説によると、「皿」だと割れるイメージがあるため、「石」の入っている「磐」という字に改名したらしい。ナルホド…!

他にも護岸に江戸時代の名残がある石垣が残っていたりと、情緒を感じさせる遺構も見つけることが出来ます。


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そして、お待ちかね、日本橋川の花形日本橋!
明治44年竣工。言わずと知れた日本のあらゆる道路の起点です。

聖橋で出会った地上班とも再会できました。


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日本橋の装飾はかなり華やかで凝っていて、他の橋とは一線を画すほどのゴージャスさ。

アーチの真ん中にある要石には立派な獅子の顔が。かっこいい!


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中央の柱には麒麟が今にも飛び立とうと羽を広げていたり、橋の両端には獅子が鎮座していたり…


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そんな立派で美しい日本橋の上に、首都高がどどーんと覆い被さっているのは…やっぱり無粋ですよね(^^;)

でもよく見ると、日本橋付近の首都高は、橋のデザインに合わせて装飾もされているみたい。(少しは美観に気を遣っているのかな?)

いつか日本橋が空を取り戻す日が…来ると良いなぁ。



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日本橋を越えて、首都高の屋根から抜け出ると、
隅田川に合流する手前で、豊海(とよみ)橋という橋を通過します。
昭和2年竣工で、「フィーレンデール橋」という、はしごを横にしたような、一風変わった形の橋。

日本ではとても珍しい形式の橋なんだそう。白とブルーの色あわせが爽やかでイイ♪

そして、再び隅田川へ突入!


(第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)②へ続く)



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第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)②

隅田川から汐見(しおみ)運河に出て、京葉線の越中島(えっちゅうじま)駅付近にさしかかると…

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とぼけた顔が可愛らしいわんちゃん車両が。
これ、朝、新木場駅へ向かうとき、京葉線の車窓からも見えて気になっていたんだ…!

ここは越中島貨物駅構内に併設されている東京レールセンターというところで、この「わんちゃん車両」はレールを載せた貨物車両の入れ替えをするお仕事車両なんだそう。

他にも「カエル車両」もあるとか…!

よく見ると、おしりにはしっぽまで描いてあったり…なんだかこういう塗装がしてあると、ほのぼのして親しみやすいね。

さらに進んでいくと…

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おお?!これは一体ナニ…??
これはJR東日本東京レールセンターの敷地内にある、通称「イグアナクレーン」と呼ばれるもの。

船から長いレールを陸揚げするため、こんなガニ股四つ足の変わった形のクレーンになったのだそう。

まるで特撮の怪獣のように、今にものっしのっしと動き出しそうな雰囲気があって、面白い!

このイグアナクレーンの中央付近に目を向けてみると…

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こんな看板が。…えらいざっくりやな!!
道路標識ならぬ水路標識みたいなもの?と思っていたら、どうやらクレーンの移動の方向を表したものらしいです。


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こちらは、イグアナクレーンのすぐそばにある、貨物線の橋。
これもかなり低い橋ですが、何故か横見さんはおもむろに立ち上がり…


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グワシッ…!!!なんといきなり橋を鷲掴み…!!


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私も負けじと、橋の手ざわりを確かめてみる!(笑)
うん、リベットのボツボツ具合がいいね!!(なにがや)

こんな風に、橋の裏を直に触るなんて、ホント滅多に出来ない体験だなぁ。


ここから出発点の夢の島マリーナに戻り、昼食を取った後は…

いよいよ海へくり出すよ~!



(第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)③へ続く)

第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)③

昼食後は、水上班はショウコちゃんからテツ編集長へメンバー交代。
ショウコちゃんから帽子とパーカーを借りて、テツ編集長も、日焼け対策はバッチリ…?!

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マリーナを出てしばらく進んでいくと、茶色く錆び付いた橋梁に出会いました。
そんなに古い橋ではないはずなのだけど、何とも言えない哀愁を漂わせています。
これは晴海橋梁と呼ばれ、東京都港湾局晴海線の廃線跡です。

朝に通過した橋脚(前回の旅③を参照)と同じ路線の遺構。
あちらは橋が低かったため橋脚だけを残して撤去されてしまいましたが、こちらは橋が丸ごと残されています。


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都内でこれだけ大きな廃線の遺構が残っているのは珍しいそう。
使われることなくひっそりと朽ちていく橋。
周囲は近代的な建物が立ち並ぶ中で、ここだけが時間が止まっているように見えました。


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さぁ、スピードをぐんぐん上げて、東京港へ。
川では見られなかった大型客船ともすれ違います。
ボートから見るとより大きく感じるなぁ。


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レインボーブリッジを通り抜けて、
(頭の中はもちろん「踊る大捜査線のテーマ」(笑))
目指すは…



(第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)④へ続く)

第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)④

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レインボーブリッジのループ橋!
うわーい、迫力満点☆
実は今回、一番楽しみにしていたのは、このループ橋の“ど真ん中”にボートで向かうこと。

「新交通ゆりかもめ」で、新橋駅からお台場方面へ向かうとき、このループをぐるんと回るのが好きなんだけど、まさかあの中心に入れるなんて!ワクワク~♪

さらに、石坂さんがおっしゃるには、このループの中心では電磁波の影響で「あること」が起こる都市伝説もあるとか…?

カメラを手に、ループの中心へ辿り着く”決定的瞬間”を待ちかまえる私。

あと数メートル、2メートル、1メートル…
よしっ、イマだー!!シャッターチャアアンスッ!!


……………。


ん…?どうしたカメラ?

「電池がなくなりました。」

Σ(゜Д゜;)ウソォオオオオー!!!


これは、電磁波の呪いか何なのか…。
今回の旅は気合いを入れて、いつものGRのカメラと望遠レンズ付きカメラとの2台持ちで臨んだにもかかわらず(もちろん充電満タン)、まさかこのタイミングで電池切れとは!

この後の取材、どうしよう…と途方に暮れていたところ、

「おーい、おーい」と聞き覚えのある声が!


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なんと、ここで地上班との再会!

私「カ、カミムラさーん、GRの電池持ってらっしゃいませんか?」

カミムラさん「持ってますよー。どうしたんですか?」

私「す、すみません!電池…貸していただけませんか…?!」

ちょうど私のGRと同じ機種を持ってらっしゃったカミムラさん。
水路と陸の一瞬の交差にて、カミムラさんから電池をお借りし、奇跡的にカメラが復活!!よかった…!

この時、カミムラさんの背中には天使の羽が見え、後光が差していたという…。
カミムラさん、本当に助かりました。ありがとうございました!!(泣)


何とか危機を脱出し、地上班と別れた後、ボートは再びループの中心へ。

…ところで石坂さん、”ループ橋の都市伝説”って、結局何だったんでしょう?
石坂さん「実は、中心に入ると電磁波の影響で肩こりが治るって噂があるんですよ。」

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横見さん「そういえば、さっきから肩が軽いかも!!

カメラも復活して、横見さんの肩こりも治って、
みんな笑顔でハッピーハッピー☆\(^O^)/

そして、あんなに苦労してやっと撮影できた「ループのど真ん中写真」は…

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ループがでかすぎて、全くループ感が出てないっていうね…!!(チーン)


(第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)⑤へ続く)


第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編)⑤

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さて、ループ橋を堪能した後は、カラフルポップな高浜水門をくぐり抜け、芝浦運河へ入っていきます。


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芝浦運河では、しばらく地上班とおしゃべりしながら一緒にお散歩。
歩くスピードと同じ早さで進んでいるのが不思議。
こういうことができるのも、ボートならではの醍醐味。

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「こんにちは、横見浩彦、横見浩彦でございます~」
何故かメガホンを使って、選挙演説みたいなことを始める横見さん。
は…恥ずかしいからやめて下さいっ!


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さらに新芝北運河に入っていくと、すぐ上を東京モノレールが…!

私、これまで東京の鉄道車両にはそんなにピンと来ていなかったのだけど、モノレールはフォトジェニックで撮っていて楽しい♪

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思わず撮りテツモードになる私…(笑)


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そして今回のベストショット!なんだか書き割りの絵みたいな写真が撮れました(笑)

この写真、ほあしさんが立っているのは、実はボートの舳先(へさき)
舳先にも人が乗ることが出来るんだ…!と驚いていたら、

石坂さん「村井さんも乗ってみますか?ここなら引き波の心配もないし、大丈夫ですよ。」


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これまた初体験!
ボートの舳先に座って、運河風景をほあしさんと一緒に味わうことに…!

昼下がり、穏やかにボートは進み、ゆったりと景色が流れていきます。
なんだかとても優雅で贅沢な時を過ごさせてもらっているなぁ。

気分は「水の都ベニス」って感じ…ウットリ(行ったことないけど)


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「ほあしさん、村井さん、いかがですか~?」
「気持ちよくて、最高でーす!!」

後ろをふり返ると、石坂さん達が笑顔で手を振ってくださいました。


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水上から浜離宮公園を眺めた後、いよいよ、旅の終盤!
地上班との最後の合流ポイント、朝潮運河の晴月橋へ。

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上から見た私達。派手だね…!(笑)



ということで、東京水路の旅、全行程を終えて、再び夢の島マリーナへ。

東京の見慣れた街を、たった5時間程の短い時間で巡ったはずなのに、まるで全然知らない土地を長時間かけて旅したような、不思議な充実感があったなぁ。

橋裏を触ったり、ボートの舳先に乗ったり、ループの中心で愛を叫んだ(?)り、普段ではなかなか出来ない貴重な体験も沢山させていただきました。

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石坂さんのガイドもとっても丁寧で分かりやすくて、いろいろと勉強になりました。

言葉の端々から水路愛が滲み出てらっしゃって…やっぱりそういう方とご一緒できると、なおさら旅が楽しくなりますね!

石坂さん、大変お世話になり本当にありがとうございました!

東京が水路の街ということもしっかり実感できたし、江戸や東京の街の歴史にも興味が湧いたなぁ。東京の橋のこと、もっと知りたいと思いました。

そして、東京モノレールの格好良さにも、惚れ惚れ!やっぱり車体が全部見えるのがポイントなのかしら。

ということで、今回のソフテツ格言は…

「水路から見る鉄道は、5割り増しで格好いい!」


(第31旅 テツコ倶楽部?!東京の水路で巡る鉄道旅(後編) ~完~)
※次回は11/25頃更新予定。お楽しみに!
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