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第33旅 熊本・阿蘇の魅力を味わう旅①

皆さんメリークリスマス!
今年もあと少しですね。
いろいろと慌ただしい日々ですが、サンタこけしの優しい笑顔を見ているとほっこり癒されます。

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さて、『新・鉄子の旅』第33旅は
熊本・阿蘇の魅力を味わう旅!
~『月刊IKKI』‘13年2月号(12/25 発売)掲載~

『新・鉄子の旅』では初めての九州。熊本・阿蘇へ。

阿蘇といえば、大きなカルデラで有名な阿蘇山。
中学3年生の時に、修学旅行で火口付近を登ったなぁ。
火山特有のゴツゴツした岩肌と、硫黄の匂いが強烈だった記憶があります。
(その時は火山ガスが出ていて、確か最後までは登れなかったような…)

今回は阿蘇山周辺のオススメ鉄道スポットを巡れるそう。
20年前に見た景色とはまた違って見えるのかな?
「火の国」熊本へ、いざ出発進行~!!


2012年11月17日(土) 午前6時半

東京・羽田空港にて待ち合わせする横見さん、テツ編集長、カミムラさん、私。(九州在住のほあしさんとは現地で集合)

皆でチェックインを済ませ、熊本空港行きの飛行機に乗り込みます。

……オヤ?

時間過ぎているのに飛行機が離陸しない。どうしたんだろ?
「お客様にお知らせがあります。ただ今熊本は悪天候のため、場合によって、福岡空港、もしくは関西国際空港に着陸する可能性があります。」

えええ!!!か、関空…?!

旅の冒頭からいきなり波乱模様。

福岡空港ならまだしも、関空に着いちゃったら、今回の旅はどうなるの…?

ハラハラする中、なんとか飛行機は飛び立ち、約2時間後…

無事、熊本空港に着陸…! 良かったぁ~!

しかし、外の天気は“鉄子の旅”では珍しいほど、どしゃ降りの雨…。

「大丈夫、大丈夫!予報では昼には晴れるから!俺カサ持ってきてないもん♪」

と、余裕の表情の横見さん。

数々の伝説を作ってきた横見マジック。果たして、今回も奇跡は起こるのでしょうか…?


(熊本・阿蘇の魅力を味わう旅②に続く)
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第33旅 熊本・阿蘇の魅力を味わう旅②

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熊本空港から空港ライナー(乗り合いバス)に乗り、肥後大津駅に到着。
相変わらず、外はバケツをひっくり返したような雨。
ここで、ほあしさんと合流します。

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駅の中に入ると、天井に吊されているくまモンが…!
ちょっぴり不憫な姿に見えるのは…気のせいかな?

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「見て下さい!ここにくまモンもどきがいるんです!」
嬉しそうにスカートを見せてくれるほあしさん。さすがゆるキャラ好き♪

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熊本駅と大分駅を結び、九州の中央部を縦断する(注) JR豊肥(ほうひ)本線に乗り込み、大分方面へ向かう鉄子一行。
現在、宮地駅から豊後竹田駅までは2012年7月の豪雨で被災し不通。2013年8月復旧予定です)


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瀬田駅を過ぎ、立野駅に近づく頃から、目の色が変わったように
かぶりつき席で動画を回し始めるテツ編集長。

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横見さんと共に、邪魔しないでオーラが背中からビンビンに伝わってきます…(^-^;)


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編集長の集中モードから御察しの通り、豊肥本線には日本最大のZ型スイッチバックである、立野のスイッチバックがあります。
(※画像をクリックすると拡大されます)
瀬田駅~立野駅~赤水駅間はかなりの急勾配で、そこをジグザグに登っていきます。


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運転席には二人の運転士さん。
左の運転士さんはどうやら研修中のようです。


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立野駅で停車すると、新人の運転士さんが、車両をバックさせるため後方へ移動して、転向線でまた前方へ。ファイト…!

(熊本・阿蘇の魅力を味わう旅③に続く)

第33旅 熊本・阿蘇の魅力を味わう旅③

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長いスイッチバックを終えて、赤水駅に到着。
赤い屋根のこぢんまりした木造駅舎。
駅前に生えている2本の木、なんだかゴッホの絵に出てきそう。

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切符売り場の窓口に、何故かこけしの栓抜きが…!
駅の窓口にあるのも不思議。何に使うんだろう…?


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ホームで立野行きの列車を待っていたら、観光列車・特急「あそぼーい!」が通過。

お洒落な特急列車が多い九州。「あそぼーい!」は子ども達に人気の車両で、カラフルな内装に木のボールのプールや図書室などが併設されているそう。いつか乗ってみたいなぁ。


カルデラ

…ところで、阿蘇山って、何処にあるんだろう?
と思ったら、ここがまさしく阿蘇山のカルデラの中!
(※画像をクリックすると拡大されます)

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周りに見える山々はカルデラの外輪山だったんだ…!

阿蘇山は阿蘇五岳を中心とする火山群とそれをとり囲む阿蘇カルデラからなるそう。(※狭義では火山群のみを指すことも多い)

カルデラ内では昔から農地開墾が行われ、そこに暮らす人々は約五万人。これは世界一の数なんだとか。

看板の絵を見ると、「豊肥本線」の立野駅から宮地駅までが北外輪山側を、そしてこれから乗る「南阿蘇鉄道」が南外輪山側を走っています。

活火山のカルデラの中に集落があり、鉄道まで通っているって、考えてみれば凄いことですね!

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真っ赤なディーゼルカーに乗り込み、再びスイッチバックを経て、立野駅へ戻ります。

立野駅はちょうど外輪山の切れ目のところにあります。

その昔、阿蘇の神様が水路を開こうと外輪山を蹴り破り、勢い余って尻もちをつき、「立てぬ…!!」と言われたのが立野の由来だそう。

なんだか親近感持っちゃう神様だなぁ(^-^)


(熊本・阿蘇の魅力を味わう旅④へ続く)

第33旅 熊本・阿蘇の魅力を味わう旅④


立野駅に着く頃には、あんなに激しく降っていた雨がついに止んだ…!
横見マジックが効いてきた?

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このまま晴れることを願いつつ、次は南阿蘇鉄道に乗り換え。

南阿蘇鉄道は立野駅から高森駅を結ぶ第三セクターの路線。

城郭風の駅舎に温泉浴場を併設している「阿蘇下田城ふれあい温泉駅」や、日本一長い駅名を持つ「南阿蘇水の生まれる里白水(はくすい)高原駅」などなど、個性的な駅が沿線を連ねています。

1日フリー乗車券を使って、まずは終点の高森駅まで。

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南阿蘇鉄道の名所、第一白川橋梁。
白川の水面からアーチまで62m。高い…!

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「わぁ、キレイ~!」
目の前に広がる白川の大渓谷に歓声を上げるほあしさん。
ちょうど、木々が秋色に染まって良い眺め♪

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雄大な南外輪山を見ながら、のどかな田園地帯を走って…

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高森駅に到着!
とんがり屋根の時計台がユニークな駅舎。
南阿蘇鉄道で、唯一の有人駅であり、飲食店や、お土産売り場も充実しています。

駅舎内は人、人、人でいっぱい…!
というのも、この日は土曜日。
これから南阿蘇鉄道名物のトロッコ列車「ゆうすげ号」が高森駅を出発するとあって、観光客の方々で賑わっているのです。(※トロッコ列車は土日祝のみ、一日2往復運行)

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鉄子一行も早速トロッコ列車に乗り込み、今度は立野駅へ向かいます。
ところが、トロッコに乗った途端、再び雨が…!

そんな天気にも関わらず、
「トロッコ乗るなら、やっぱり窓空けなきゃねッ!」と窓を全開にする横見さん。

さ……寒い………!!!!!((((゚Д゚))))

トロッコ車両の屋根はテント張りになっていて、もちろん、暖房などはありません。
雨風はビュウビュウ吹き込むわ、トンネルの中は極寒だわ、ちょっと景色楽しむどころでは…

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「♪ドナドナド~ナド~ナ~、子牛を乗~せ~て…」



テツ編集長(※風邪気味)、ついに限界に達して「ドナドナ状態」に…!!

さすがに洒落にならないということで、横見さんも窓を閉めることを許してくれました(^^;)

寒さと空腹で弱っているみんなを励まそうと、ほあしさんがリュックからあるものを取り出し…


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「今日はレディガガのお面を持ってきたんですよ☆(←何故?)村井さんも是非!」

…もう、なんていうか、カオス!!


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そんなこんなで、トロッコ列車は無事に立野駅に到着。

トロッコは遊園地のアトラクションのようで楽しかったし、車掌さんのお茶目で味のあるアナウンスも面白かったけど…

今度は…よく晴れた暖かい日にぜひ乗ってみたいなぁ。(←切実)


「さぁ、次は、日本一長い駅名の南阿蘇水の生まれる里白水高原駅に行こう!美味しい湧き水でも有名なところだよ♪」と横見さん。

「あの~、横見さん、お昼ご飯は…?」

「ん?…ああ、そういや考えてなかった」

な ん で す と !? ∑(゚Д゚ll) ガビーン!!

相変わらず、“ご飯は後回し”の横見さんプラン。

今日はお昼抜きか…と落胆していたら、


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「“南阿蘇水の生まれる里白水高原駅”は何もないけん、新しくできた“南阿蘇白川水源駅”に行ってみたらええたい。駅に食べるところあるし。」

トロッコ列車の車掌さん…

ナイスアシストです!!!(泣)


(熊本・阿蘇の魅力を味わう旅⑤に続く)



第33旅 熊本・阿蘇の魅力を味わう旅⑤

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ということで、再び立野駅から南阿蘇鉄道に乗り込む鉄子一行。
今年の7月に駅舎が完成したばかりの新駅南阿蘇白川水源駅に到着!

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できたてホヤホヤの駅だけあって、扉は自動ドア、中にはコミュニティスペースも…!

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そして、あった~!駅カフェ!!
時間は15時過ぎ。良かった、ご飯にありつける…!・゚・(ノД`;)・゚・

お店オススメのカルデラカレーを5人分注文します。

店長さん「すみません、材料が今なくて4つしか作れないんですが…」

皆「食べられるだけで全然オッケーです!」

待つこと15分。出てきたのは…

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器…でかすぎ……!!!∑(゚Д゚;)

外輪山をイメージしたというバケツサイズの器に度肝を抜かれながらも、飢えたハイエナのようにカレーに群がる私達。

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テツ編集長「うまい…うまいねぇ…!」

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カミムラさん「ああ…胃に沁みる…」

4人分のカレーを5人で分け合って食べました(笑)

(ちょっぴり食べにくかったけど)大変美味しくいただきました…!!

南阿蘇白川水源駅を訪れる方、ぜひ土産話にカルデラカレーに挑戦してみて下さい♪


(熊本・阿蘇の魅力を味わう旅⑥へ続く)


第33旅 熊本・阿蘇の魅力を味わう旅⑥

お腹も落ち着いた後、再び終点の高森駅へ。

駅から15分ほど歩いたところに、今回最後のオススメスポットが。

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高森湧水トンネル公園。

かつて、高千穂線のトンネルとして掘削され、高千穂駅と高森駅を結ぶ予定でしたが、工事中に大量の湧き水が流出してしまったため、計画は中止。

現在このトンネルは、高森町の貴重な水源として毎分32トン(!)の水が湧いているのだそう。

もし、工事が成功していたら、熊本と宮崎をつなぐ九州中部横断鉄道が通っていたかもしれないんだなぁ。

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トンネル内は公園化されていて、奥まで入ることができます。

中は色とりどりにライトアップされて、幻想的な雰囲気。

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毎年、七夕とクリスマスのシーズンは地元の企業や学校などが、手作りのオブジェを創り、
トンネル内を彩るそう。

これは七夕の飾りかな?

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ペットボトルできたクリスマスツリー。

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んん? これは・・・?

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さらに進んでいくと、ウォーターパールという噴水が。
ストロボの光の当て方で、噴水の水が止まっているように見えたり、逆流しているように見えたり…不思議!

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トンネルの一番奥は、水神様が祀られていて、そこから沢山の湧き水が勢いよく流れ出ていました。

長い年月をかけて、幾重もの地層を越えて、湧き出る美味しい「水」。

今回は雨模様の天気ということもあって、「水」の存在を身近に感じた旅でした。

中学校の頃、修学旅行で登った阿蘇山はいかにも火山!というイメージだったけれど、阿蘇という土地は、地下水が豊富で、雄大な自然に恵まれた場所だったんですね。

熊本は「火の国」であり、「水の国」でもあるんだなぁ。

ということで、今回のソフテツ格言は

「雨の旅も、なかなか味わい深し。」

(第33旅 熊本・阿蘇の魅力を味わう旅~完~)
※次回は1/25頃更新予定。お楽しみに!
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