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第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)①

2011年です。
昨年末に第2集も発売され、ますますほあしさんの筆もノッている『新・鉄子の旅』!

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そして、ますますソフテツ道を極めつつある(あくまでソフテツです!)ワタクシ。
このまま、一体どこへ行ってしまうのか?
いや、天真爛漫に、縦横無尽に突き進めばいいのです!!
本年も『新・鉄子の旅』&ソフテツブログをどうぞよろしくお願い致します☆


さて、『新・鉄子の旅』第16旅は
「中国地方・テツの原点旅(前編)」!!
~『月刊IKKI』‘11年3月号(1/25 発売)掲載~

タイトルからして、なにやら濃~い空気が漂ってきます…(笑)
横見さん曰く、中国地方の山間部には、テツの方々にとって大変グレードの高いスポットが密集しているのだとか。

さらに、一日に走る本数が非常に少ないローカル線もあり、そこをいかに効率よく巡るプランを立てるか、鉄道好きの腕の見せ所なのだそう。

まさに、日本全国1万駅以上も下車した横見さんの「原点」に戻るかのような旅!
さぁ、覚悟して(?)臨みましょう。いざ、スタート!!


(第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)②へ続く)
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第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)②

2010年11月6日(土) 午前9時頃 岡山駅

早朝6時に品川駅を出発し岡山駅に到着した、テツ編集長、カミムラさん、私。

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岡山駅のホームには東京駅では見られなくなった新幹線500系が!
お顔がシュッとしていてイケメン君です。

岡山駅構内にて、横見さん、ほあしさんと合流。
横見さんから今回使う切符を受け取ります。

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「中国5県乗り放題きっぷ」

中国5県内のJR線の普通列車・快速列車が2日間乗り放題!というお得な切符。

この切符を買うために、わざわざ横見さんは前日から岡山に入られたのだそう!
(当日券はNG、しかも中国5県内でしか購入できないなどいろいろ条件があるらしい)

こ、今度は絶対無くさないぞ~っ!!(切実)

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乗り換え時間が迫っていたので、慌ただしく伯備線に乗り込み、
向かう先は…井倉駅! (岡山県)

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井倉は石灰採掘が盛んなところとして有名なのだそう。
言われてみると、駅や建物がほんのりと白く覆われているような…

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昔ながらの町並みが残る井倉。
渋い佇まいのタバコ屋さん。


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駅から15分くらいてくてく歩くと、目の前に井倉峡が。
石灰岩の絶壁がダイナミック!

ここに横見さんのオススメスポットがあるそうです。
そのスポットとは…

(第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)③へ続く)

第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)③

日本三大鍾乳洞「井倉洞」!!
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全長1,200m、高低差90mの鍾乳洞。岡山県の天然記念物に指定されています。
洞内は滝や奇岩など見どころいっぱいらしい!面白そう!

早速入ってみると…

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おぉ、岩が迫ってくる!
外よりも、ずっと温かく、湿った空気。
岩の表面がヌメヌメとしていて、暗くて狭くて、「ザ・洞窟」って感じ!
なんだかインディ・ジョーンズになった気分。ワクワク~♪

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変わった形の岩にはこんな風にタイトルが。
「月ロケット」ネーミングに遊びゴゴロが見られます。

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中は急勾配な場所も多数。天井に吸い込まれていきそう…
階段をぐんぐん上っていきます。

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こんな不思議なカタチをした岩も。「金すだれ」と「銀すだれ」
まるで、岩が生きているみたい。
グロテスクなようでいて、幻想的なような…
何億年も時をかけてこんな地形が作られたんだなぁ。
自然の神秘に圧倒されます。


入り口から10分程歩いていくと、道が二手に分かれていました。
一方にはすぐ出口に出られる「近道」の看板。
そしてもう一方は…

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こんなこと書かれたら、「本洞」へ向かうしかないでしょう!
さぁ、レッツゴー!!

♪タッタタッタ~タララ~(インディジョーンズのテーマ)

タッタタッタ~

・・・・・・・・

オヤ?

心なしか、道がどんどん険しく、狭くなっている気が…
やっとの事で人がひとり通れるような道ばかり延々と続きます。

気を抜くと、岩に頭をぶつけてしまいそう。
ずっと頭を屈めて歩かないと行けないので、かなり腰がキツイ…

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最初は楽しんでいた鍾乳石のタイトル。
…若干イラッとしてきました。

歩いても歩いても一向に出口の気配がなく、次第に不安になる鉄子一行。
アップダウンの激しい険しい道に、太ももはプルプル、息も絶え絶え。

この道は本当に出口に続いているのだろうか?
このまま、永遠に出られなかったらどうしよう…

しかし、ついに外の光が…!!

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やったー!シャバの空気だ~!!!!

気づけばみんなコートを脱ぎ、汗をダラダラかきつつ、何とか無事に脱出することができました。

いやぁ、出られて良かった!かなりハードだっただけに、達成感もひとしお!

そして、想像以上に時間もかかったため(40分!)、お昼休憩はナシとなりました。

トホホ…。

お昼ご飯は、近くの売店で売っていた お団子一本。
これで夜までしのぎます!

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☆本日のゆるキャラ☆

お団子を売っていた売店のキャラ度の濃さに、ほあしさんと私、大興奮!

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うーん、いい感じにカオス☆たまりません。

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(第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)④へ続く)

第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)④

初っ端からいきなり旅の洗礼を受け、早くもダウンしかけましたが、気を取り直して次のスポットへ。
井倉駅から新見駅(岡山県)に向かい、そこから芸備線に乗り換えます。

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芸備線の「東城駅~備後落合駅」区間は、なんと1日に3往復しか走ってないそう。

横見さん曰く、
「走っていることが、奇跡!もの凄く貴重な路線なんだから、目を皿のようにして見て!!」

(…本当はチョット座って休みたいと思いつつも)運転手さんの隣のかぶりつき窓へ。

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ずいぶんゆっくり走るなぁ、と思っていたら、芸備線は速度制限があるそうです。

…時速15キロって、自転車より遅いやん!

レールの保線にお金をかけられないためとか、運転手さんが落石や落木などを確認しながら走るとか(落ちていた場合は、車両を止めて拾うのかな?)いろいろ理由があるみたいです。

このゆっくり運転がまた、のどかな風景と相まって、非常に眠気を誘います。
途中、睡魔に襲われそうになりながらも、なんとか景色を味わうことができました。

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備後落合駅(広島県)にて、木次(きすき)線に乗り換え。

備後落合駅は、昔はターミナル駅として栄えていたそうです。
今は見る影もなく…寂しい雰囲気。

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木次線の「備後落合駅~出雲横田駅」も1日に3往復区間。
美しい風景はまだまだ続きます。
太陽に照らされて、黄金色に輝くススキの穂。まるで花が咲いているみたい!

(※この区間で「有名なテツスポット」を通過するのですが、こちらは後編でご紹介するのでお楽しみに!)


(第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)⑤へ続く)

第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)⑤

そして、趣のある木造駅舎、下久野(しもくの)駅(島根県)へ。
昭和7年に開業し、当時の面影を残している駅舎です。

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駅には誰もいませんでしたが、
テーブルの上に、キレイなお花が生けられていました。

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この駅を訪れた人たちへの優しい心遣い。
ホッと心が和みます。

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ふと線路を見ると、ちょうど夕暮れ時。
光をキラキラ浴びながら、ゆるやかに走る木次線。
こんな景色と出会う度に、旅に出られて良かったとしみじみ思います。
日常の日々で忘れかけた何かを、取り戻しているのかもしれないなぁ。


日がとっぷり暮れると、急に冷え込んできました。
お昼の団子もすっかり胃の粘膜に吸収され、お腹の減り具合も限界に近い頃…

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ついにお待ちかねの亀嵩(かめだけ)駅(島根県)へ到着!

実はこの駅、駅構内にお蕎麦屋さん「扇屋」があるのです。
しかも駅長さんが蕎麦を打ってらっしゃるそう!

手打ち蕎麦「山月そば」

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ほわぁ~と湯気が立ち上り、蕎麦の良い香りが。
釜揚げ蕎麦にちょっとずつ「つゆ」を足して、いっただっきま~す!
一口すすって…ウマー!!!

駅長さんが作って下さったお蕎麦、冷えた身体にじんわりと染み入り、
本当に本当に美味しかったです。

駅長さんご夫妻にもとても親切にしていただき、身も心もお腹もほっこり温まりました。

ありがとう、亀嵩駅!!ありがとう扇屋さん!!

ということで、今回のソフテツ格言は…

「やっぱり、腹が減っては、旅はできぬ」


(第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)⑥へ続く)

第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)⑥

☆オマケ☆

亀蒿駅を後にし、鉄子一行は出雲横田駅(島根県)へ到着。

旅館に荷物を降ろし、少々のんびりしてから…

「まだ時間に余裕あるし、一杯くらい呑みましょうか」
と、出雲横田駅付近へくり出すことに。

そこで、とある喫茶店(?)を発見。
このお店、昼間は普通の喫茶店だそうですが、夜はお酒はもちろん、煮物や焼きうどんなどのメニューまで出てくるそうです。…斬新!

ビールで乾杯し、軽くおつまみをつまんでいると、横見さんが突然、
「甘いものが食べたい!」と喫茶メニューとにらめっこ。

(…あれ、さっきもお蕎麦屋さんで、イチゴソフトクリーム食べてらっしゃいませんでしたっけ?)

皆の心のツッコミをよそに、横見さんが選ばれたのは…
クリームソーダ(!)

早速、店員さんに注文すると、驚きの答えが返ってきました。

「赤、青、緑がありますけど、どれがいいですか?」

(赤…?青…?
クリームソーダといえば”緑”と相場が決まっているじゃないか。
しかし気になる…!無性に赤と青が気になる…!!)

「…じゃ、”赤”で」

流石、我らが横見さん!!皆の期待を裏切りません。

出てきたのは…

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うわぁ、真っ赤っか!!
目に刺さりそうなほど、鮮やかな赤色です。

さぁ、横見さん、お味はいかがですか?

「うん、かき氷のイチゴ味だね。うまいっ!」

そうでしたか。
…イチゴ味、好きなんですねぇ。

横見さんの意外な可愛さ(?)を確認しつつ、夜は更けていくのでした。


(第16旅 中国地方・テツの原点旅(前編)~完~)
※ 次回は2月25日ごろ更新。お楽しみに!!
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