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久留里線全駅下車④

そうこうしているうちにキャラバンは広い国道のような道に出ました。

後ろを振り返れば、俵田の駅舎はもうはるか彼方です。

どうしよう、このまま歩いてもぐるっと回るのは大変そうだし、今来た道を引き返そうか…?

皆の顔に迷いが浮かびます。

すると、遠く、国道の向こう側から、横見さんが「おーいおーい」と手を振っていらっしゃるではありませんか!

皆の帰りが遅いので、不安に思って、反対側からコチラに向かわれたのでしょう。

横見さんが私たちをあんまりにも必死で呼ぶので、引き返すこともできず、とにかく最後の力を振り絞って横見さんの元へ走りました。

ああ、何故…何故こんなクソ暑い時に全力で走らねばならないのか…。

様々な疑問が次から次へと押し寄せますが、今は気づかないふりをします。

皆ゼーハーと息を上がらせ、ヘロヘロになりながら、やっとの事で辿り着くと、横見さんは一言、こう言い放ちました。

「ごめんごめん~俺、違う駅と勘違いしてたかも。ここぐるっと3分で散策できる駅じゃなかった」

……ブチンッ。
私の中で何かがはじける音がしました。

「…ふ…ふふ…うふふふ…」
思わず笑いが込み上げてきます。

「あはっ…あははははははははははははっ」
なんだかもう止まりません。

人はあまりに限界を超えると、笑い出してしまう生き物なのですね。

ふと隣を見れば、神村さんもヤケクソのように笑ってらっしゃいます。
ほあしさんはショックで呆然と佇んでいます。
編集長はゲル化されて、もはや、うしろの陽炎と見分けがつきません。

あはあははははは、ええやんええやん、全て笑い飛ばしちゃえっ!
みんなで笑えばハッピー!ハッピー!!キャホー!!о(ж>▽<)y ☆

俵田駅は笑い声でいっぱいに包まれました。

kururid.jpg

それから、久留里でお蕎麦をいただくまで、ほとんど自分の記憶がありません。

ほあしさんの漫画によると、毛虫にドデカミンを浴びせていたらしいのですが…本当に全く覚えていません。

暑さとは、きっと人を狂わせるものなのですね。ええ。

(久留里線全駅下車⑤へ続く)

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