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島根・一畑電車の旅(前編)③

異変に気づいたのは、倉敷駅を過ぎたあたりから。

「あれ、この車両、めっちゃ揺れてない…?」

そう。「やくも」は振り子式車両

カーブを曲がる時に、スピードを落とさないで曲がることが出来るように、振り子のように車体を傾けながら走行するのです。

最近の振り子式車両は改良されて、ずいぶん揺れも軽減しているらしいけれど、「やくも」は日本で最初に導入された振り子式車両の型。

これがもう、縦揺れ横揺れ、生粋のヒップホップ育ちかっちゅうほど、揺れる揺れる!!

胃の方で、何かが込み上げてきそうになるのを、ごまかしつつ、

「そうだ、こんな時は遠くの景色を見ればいいやん!」

と、窓の外を見るも、外は険しい中国山地。
拓けた景色など、見られるはずもなく、むしろ逆効果。

「それなら、寝てればええやん!」

シートを倒すと、座面が前に出て、足が窮屈。
しかも、あんまりリクライニングしてくれない。
そもそもこんな揺れで、寝られるかい!ということで、断念。

そして、最大の難関が、トイレ

席から立ち上がった瞬間、強烈な揺れが襲いかかり、そこでバランスを保つだけでも一苦労。

トイレまでは、座席のグリップを握りながら、一歩ずつ、ゆっくり着実に、移動しましょう。
間違っても、早足でスタスタ進んではいけません。

他のお客さんの座席にダイブしてしまうことになり、大変にご迷惑です。

…かつて電車のトイレがこんなにスリリングだったことが、あったでしょうか?
多くは語りませんが、まぁ、想像してください。
とにかく、もう勘弁してくれよ!ってほど、体中が痛かったです…(泣)

この怒濤のような揺れの中で車内販売をするお姉さん、ちょっと、尊敬…。


shima19e.jpg

伯耆大山(出雲富士)が見えるころには激しい揺れもおさまり、中海の雄大な景色を楽しんだ後、ついに出雲市駅に到着!!

東京から岡山まで、約3時間半、岡山から出雲市まで、約3時間。
計6時間半かけて、ようやく辿り着きました。

実は、島根県は本州で東京から最も遠い県なんだそう!(鉄道を使った場合)

さすが、神様が集う国、出雲。そう易々とは行けないところなのです。


(第11旅 島根・一畑電車の旅(前編)④に続く)


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